現代に生きている私たちはみな「自己認知のゆがみ」を宿命的に抱えている
どういうことか。。。
「五つの傷」の著者リズ・ブルボーによると
私たちは生まれて~幼児期にまずは親との関係の中で
「愛されるためには、自分のままではいけない」という認知を持つ
リズによると
子どもはまず①自分でいる喜びを味わう→②自分自身ではいられない苦痛を味わう→③怒りと反抗→④あきらめを経験し結果他者の思い通りの人格を築いて自分自身ではなくなっていく
③④の段階において私たちは新しい人格(仮面)をつくり②において感じた辛さから自分を守ろうとする
こうして自我(エゴ)が「思い込み」と「恐れ」によって人生を支配していく
親もまたその親との関係性の中でこの宿命を背負っており世代から世代へと脈々と受け継がれていく…
まずは
このことを認識することがほんとうの意味での「自己愛」への第一歩
第二歩目はほんとうの自分と歪んだ自己(エゴ)を分けて考える
*歪んだ自己(エゴ)は私の一部であって私の全てではないということを知る
<この認識がないと「努力しなければ自分でいられない」という努力主義思考(エゴ)に支配され本当の自分とどんどん仲が悪くなっていく=他者との関係も歪んでいく>
注)努力することが悪いと言っているのではなく「努力しないと自分でいられない」という「しなければいけない」という認知が問題
*エゴとは自分を守るため、生存していくためにつくった思い込みパターン
的外れだが自分のためになっていると信じて疑わない
第三歩目は「努力しなければいけない」と思い込んでいる時は自己認知の歪みがあるということを知る
第四歩目は歪んだ自己(エゴ)と対話する
*1回そのまま口に出して言ってみる
例えば
「いつもいつもあの人には嫌な思いをさせられて頭にくる!」
でもなんでそんなに頭に来てるんだろう?→そこに思い込みが潜んでいる
嫌な思いをさせられているのはなぜなのか?
いつも自分のアイデアを横取りされて頭にくる→いつもついポロリと話してしまう→そもそもそのアイデアの素になっているのはネットでみかけた情報が元だったな(私も他の人からアイデア、ヒントたくさんもらっているな)
という具合に対話しながら歪んだ自己認知(エゴ)を客観視し自己愛を育んでいきたい。
その先に自己愛あふれる美しさが輝き出すのではないだろうか。。。。